ホムンクルス
前も書いたんですが、基本的に私は連載中の長編ストーリー漫画の単行本には手を出さないんですが(ラストがつまらないと非常にガッカリするから)、「この人ならつまらない話にはならんだろう」という安心感のある人のは読んでます。山本英夫もそんな漫画家の一人です。
この人の書く話ってのは、どうも心理学とか精神分析とかそういう類のもんを囓った人のにおいがします。ホムンクルスの設定の「左目で見ると人が異形の姿(=真実の姿?)に見える」なんてモロにそうですけど。
「性的趣味は何を意味するか」とか、「暴力は愛になりうるか(他者への依存)」だとかいったようなことを表面だってはハッキリと問いかけてるわけじゃないんだけど、作中に上手く仄めかしてまとめるのがとても上手いです。そういった深層心理をテーマとして描かせたら随一じゃないかと。
殺し屋1(イチ) 1 (1)
山本英夫を好きになったきっかけは会社に置いてあった「殺し屋1」でした。
前もってお断りしておきますが、山本英夫マンガは描写にちょっとグロ入ってます。(特に「殺し屋~」はキツい。よく年齢制限食らわなかったなと思うほど…)
そっち系表現を「う~ん」と思ってる人は、とりあえず立ち読みするなり漫喫行くなりして、大丈夫か確かめた方がいいです。で、グロ表現が大丈夫そうなら、途中でやめないで最後まで読んで下さい。
このマンガのラストがとても好きです。
殺し屋1は前半は助走で後半一気におもしろくなったけど、ホムンクルスは前半から飛ばしてますね~。完結が楽しみです。
そういやこの殺し屋1に出てくる、住人のほとんどがヤクザという通称「ヤクザマンション」は実在するらしい(笑) マンガの背景に出てくるそのまんまの建物から、モロにそれっぽい人が出てくるそうです(元同僚M氏談)
場所は歌舞伎町じゃないけどね。
Comment
え、「殺し屋1」って年齢制限ないんですか。うわー(笑)
私も好きなんですけど、あれを児童生徒の年齢の子に見せるのはためらうなあ…(笑)
青年誌少年誌疎いんで「ホムンクルス」は知らなかったんですが、面白そうですね。読んでみます。
私も基本的に連載中の長編マンガには手を出したくないほうです。
子供のころは我慢できなくて読んじゃってたけど、年々用心深くなって(笑)
映画版はR指定くらってました。さすがに。
他のメディアに比べてマンガって年齢制限緩いですよね。(小説の方がさらにユルユルだけど)
マンガにもR15指定あったらいいのに。
思うんですけど、連載中の長編マンガに用心深くなったのって、私の場合Jのつく週刊少年漫画雑誌の影響が大きいんじゃないかという気がしてます(笑) それはもうトラウマレベルで。
