“It”(それ)と呼ばれた子 / BOOK BATON
人を待ってる間本屋で立ち読みしてたんだけど、家に帰ってきてから続きが気になってしまって結局買ってしまった。
大分前にベストセラーにもなったから知ってる人は多いと思いますが、母親からの虐待を受けて育った主人公がそれを乗り越えて大人になる様をつづった自叙伝で、その虐待の描写もすさまじいが、それから里子に出され、母親と離れてもそのトラウマが至るところで影を落としていく様が痛々しい。
しかし読み終わって思うのは、どっちかっていうとその「私はこんなに強く生きることが出来ました」という部分にはあまり感動はなくて、むしろこの主人公の虐待をした母親の存在が気になる。
血を分けたとはいえ、別の個体をそこまでひどく扱える人間の心理を知りたいと思う。
「私はこういう虐待を受けました」もしくは「こんな虐待がありました」という本はこれに限らずいくつか存在するけど、「私はこうして虐待しました」という本は、今までに読んだことがない(だけで存在するのかもしれないけど)。
とはいうものの、本当にその「虐待する側の声」が世に出てしまったらまずいんだろうな。
何年か前にネットで虐待日記をつけてた人が話題というか問題になったことがあったけど、あれって結局どうなったんだろう?ただの好奇心で首を突っこむことでもないのだろうが「すみませんあの日記は創作です、嘘です」ってことで収束はしたらしいが、誰が聞いても言い訳にしか聞こえないと思うんだが。
そんなことをぼんやり思い出してしまった。
私は別に虐待を受けて育ったわけでも、殺伐とした家庭環境で育ったわけでもない。むしろ恵まれた方だったと思う。
しかし大人になって振り返ってみて、あの時○○のことで怒られたけど、母親は多分イライラして私に当たっただけだったんだろうなという記憶もいくつか存在する。
私に諭した言葉に矛盾や詭弁があったことも気が付くようになった。
しかし、あの時の親の言葉が正しかったんだなと今になって思うことも、それよりもたくさんある。
「親」という存在と対峙するのは、歳をとればとるほど複雑になってくる気がする。それはやっぱり、自分のルーツだからだろうな。
……という話とは全く関係なく。
モテギさんから「ブックバトン」を受け取ってしまったんですが、これって漫画とか写真集とか参考書は含めちゃダメなのかな?
んでもって、回ってきた内容と、このページと質問が違うんだが何故。もうバトンとかチェーンメールとかいうより伝言ゲームみたいになってるの?(笑)
もういいやまとめて全部答えたれ。
■持っている本の冊数 ・部屋にある本棚の数
4畳半の部屋を書庫にして床に直接積み上げてる。あと実家の8畳間の壁一面が埋め込み式の本棚になってる。冊数は数えたことがない。
■今読みかけの本 or 読もうと思っている本
浴室 ジャン‐フィリップ トゥーサン
「うたかたの日々」が好きな人が好きそうな感じ。という印象。
■最初に買った(読んだ)本
こんなの覚えてるはずがない(笑) 日本人の99%は幼児教育書じゃない?
■最後に買った本(既読、未読問わず)
このレビューの本。
■よく読む、また思い入れのある5冊
100万回生きたねこ 佐野 洋子
100万回読んでも泣く。
草の花 福永 武彦
愛するが故に人は孤独を知る。
螢・納屋を焼く・その他の短編 村上春樹
「ノルウェイの森」よりこっちの方が好きだなぁ。
一千一秒物語 稲垣 足穂
これぞメルヒェン!
幸福論 ヘルマン ヘッセ
一時ヘッセにはまってた。詩集もお薦め。
■バトンを渡す5名
問題を改変してしまったのでここでストップさせてもらいます。
でもさ思うんだけど、基本的にバトンって、好きなもんを紹介する質問がメインだけど、逆のがあったら面白いと思うんだけどなぁ。
クソゲーバトンとかあったらもう目ぇ輝かせて答えるよ私は(笑)
Comment
この本、私も読んだ。
本屋でぱらぱらと読んでたら気になっちゃって立ち読みで読破してしまった。
確かおぼろげな記憶では、この虐待を受けていた子には兄弟がいたはず。
そしてひどい虐待を受けていたのは主人公だけだったと。
同じ兄弟内で虐待をする子としない子にどんな差があるのかなと。
主人公の兄弟って妹だけだったっけ?
身近に、兄弟内であきらかにそれは差別じゃない?って待遇を受けている子がいて
どうしてそんなに差をつけるのか母親本人に聞いたことがあるのだけど、
片方の子は何をやってもだめ、片方の子はできが良い、と答えた。
勉強の成績だったり要領の良さの差もあるのかもしれないけれども
それが差別をするほどの差とは思えなかった。
差別を受けていた方の子が上の子で、
もしかしたら、初めての育児で
赤ん坊は言うことを聞かない、思い通りにはならない、
その後に生まれた子なら多少育児にも慣れてきてるし
最初の子に比べたら育てやすかった、
なんて思いがあって、その後にも影響してしまったんでは、
なんて今思いついた。
「虐待する側の声」はちゃんと世の中に出すべきなんじゃないかな、と思う。
クソゲーバトン、勝手にやろうよ。
まわさずに、見た人で書きたい人だけが
勝手に書くとか。
主人公にいるのは弟かな。
主人公が家からいなくなったあとは弟が身代わりっぽくなっちゃうってのは、なんつかもう学校であるイジメと変わらんように思うね。
イジメられる側に理由ってあるようで無いことも多いから。
しかしなー、学校だったらまだ出来の良さで差別されるのもやむなしな部分あるけど、母親の愛情まで差別されちゃたまらんなー。
かくいう私は一人っ子なのでそこらへんよくわからんけど
でも実家で飼ってる猫は正直差別しまくってる(笑)
ほんと、同じ猫とは思えないほどかわいくないのがいる!
平等に愛せと言われても無理だな(笑)
バトン、回さないで置いておくだけだったら「~に100の質問」系と同じになってまうやんか(笑)
でもちょっと聞いてみたいね。
キングオブクソゲーって何になるんだろう。
私らの世代は「たけしの挑戦状」がネ申のクソゲーだと思う(笑)
はじめまして。私も、この本読みました。母親からの壮絶な仕打ちの様子には、ついつい引き込まれて読み入ってしまいました。たしか、主人公には兄1人、弟が2人いたはず・・・父親が消防士さんで、昔はかっこ良かったけど、だんだん落ちぶれていくんだったような・・・主人公の母親のおいたち等も、確かにくわしく知りたかったですね。なぜ、あのようなことをぜざるを、えなくなってしまったのか・・・・
ところで、貴方様のpinkのテンプレートを使わせていただいております。かわいらしく、奇麗でしたので気にいりました。ありがとうございました。お礼だけ1言 言いたくて・・・
はじめまして。
FC2ブログからのお越し&コメントありがとうございますm(__)m
気に入って頂けたようで何よりです。
物語の後半、大人になってから母親も家庭に問題があったことが発覚しますけど、それ以上のことはあんまりわからないですよね。
弟の方は弟の方で自叙伝出てるらしいんですね。それって日本語版も出版されてるかそのへんはわかんないんですが、ものすごく不謹慎な言い方をすれば、息子二人が本にしてしまったぐらいの強烈な母親なわけじゃないですか。反対側からみた風景を見てみたいと思っちゃいますね。どんな風に映っていたのか。
知人に虐待で離婚した人がいたんですが。
あまりにも環境全部が負担になりすぎて、 (旦那や姑や子供 等)
そういうので精神的にまいっちゃうと、子供と遊んでたはずなのに (本人は遊んでいたつもり) いつの間にかボールを顔面にぶつけてて子供が泣いてるのに気づかず投げ続けてたとか。
聞いたことがあります。
子育ては介護だと思います。少しずつ楽になる介護…
預ける人がいないと保育園や幼稚園に行くまでは24時間付きっきりだし、自分で何もできないし、出かける場所も限られるし、自分の趣味の時間も持てない。
働こうと思っても子供を預けるお金の方が高いこともある。
介護に疲れて殺してしまう例がありますがおんなじ感覚かもしれない、と思います。
育児は先が見えるし成長するから虐待される側も声を出せるわけですが。
わけわかめですね。すみません。
とりあえず今一番の問題はチケ代の倍かかる託児所代と白い目で見られながらの長時間の移動です○| ̄|_
託児所に払う金でもう一箇所行けるよ…!
ああ、なんか自分の母親が話していたことを思い返すと、「子育ては介護」ってのがなんとなくわかるような気がします。自分の例に当てはめて考えると、ずっとつきっきりじゃないとダメって状態は小学生になるぐらいで終わる介護ですかね。
そう考えると長いような短いような。
自分より圧倒的に未熟なものに苛つく感覚ってのはわからんでもないですが、まあそれが自分の子供に対してもそういう感情って湧くのかな?という部分に関しては私には未知数な部分でして。
とりあえず遠征欲っていう煩悩を捨てきれない私にとっては結婚も出産もまだまだ先のようです…。
私はこの本を読んで、何でお母さんは虐待をしたのかがよく分かりません。いろいろ虐待問題はニュースで見ますが、ここまでひどいのは、いくら母親でも許されないと思います。
そうですね、そこの部分はこの本すっぽり抜けてるんですよね>何故虐待したか
理由が分からない以上、「なぜここまでひどいことを?」ってのも不明なんですよね。
にしても異常性は感じますけど。
すごい気になる一冊です!大変なことですよね。虐待。
非難浴びるかな…虐待は決して行ってはいけない行為ではあるが、主人公も相当デキが悪かったんだろうと思う。盗み癖も、食事を摂らせなかったから、ソレ以前に問題がありそうな気がした。父親も虐待のさなかでもうんざりしていたそうだが、やはり目に余っていたのだろう。3まで買ったが、どうもこの主人公の顔つき眼光も苦手で、読む気がなくなっている。
しかし、もう一度いう、虐待はいかなる理由があっても許されない。
それだとイジメ論議と同じことですよね。「虐められるヤツにも原因はある」っていう。
出来が悪いとかトロくさいとかデブだとかチビだとか、本人が努力できる部分かそうじゃないかにはかかわらずの原因ですが。
そういう人を虐め(虐待)してしまうというのはわからなくもないけど、どうなんでしょうねえこの場合。
小さい頃から虐待をされ、ずっとたえてきてスゴイと思う(;U;)私だったら絶対たえられないと、思う(>-<)アンモニヤを飲まされ、ガスコンロで、火で手を焼かれ、包丁でお腹は刺され、ご飯も食べさせてもらえず、本当にもうかわいそうで、私、この本を読んで、涙が出ました(;-;)私はもうこの子みたいに他の子もそんな事のないように、祈ってます(;u;)
確かに虐待受けても、子供のウチは耐えるか家出か自殺ぐらいしか対応方法が無いですもんねえ。
他人の家庭はどうすることも出来ないけど、自分が「虐待はいけない」と思って、自分の子供にはそれをしないことぐらいはしてあげられたらいいなと思います。予定はないですが(笑)
実は時々書き込みさせていただているものなんですけれど、
ちょっと、名前かえさせていただきます(謝)
結局、自分が育てられたようにしか子供を育てられない・・・
というのがありまして。
これは、すごくわかる気がします。
虐待の連鎖ですか。
もちろん、虐待受けて育っても
自分の子供を虐待しない人もいると思うのですが・・・。
全く別の話ですが、
快楽殺人というのがありますよね。
こちらも、親から虐待を受けた人のみだそうで、
虐待受けないで育った人は、快楽殺人者にはならないというのを、読んだことがあります。
虐待というものが、いかに、精神を傷つけられるかということなんだと思うのですが。
あー、私が(というか世間一般の人が)「なんで主人公ここまでされなきゃならんねん!この母親ワカンネ」とか思ってるのは、やっぱりそういうことされずに育ったからなんでしょうかね。
何か今更ながらに感謝してしまいますね(笑)
少年犯罪の場合両親が、より強く連帯責任ぽく取り扱われるのは、その辺もあるんでしょうかね?
「こんなことする子供に育ったって事は、お前ら両親や家にも何か問題あったんだろ?」的な、そういう報道も多いですし。(まったく非がないとしたら、ものすごい迷惑でしょうが)
少年犯罪における保護者の責任というのは、
少年が被害者に保障責任を取れないということで保護者がかわりに・・・という意味と、
やっぱり、そういう少年に育ててしまった親にも責任があるという意味があるのでしょうか?
(こういうの詳しくないので、詳しい方いらしたら、突っ込みいれてください)
とは言っても、親にどういう風に育てられたとしても、
親に犯罪責任があるというのは、また違うとは思ってはいるのですけれど・・・
↑で言ってることと矛盾するようですが。
人間は、自由意志というのがあるので、
結局は、自分に対する責任は自分でとるべきだとは思います。
僕はそれ(「それ」と呼ばれた子)を知らない。虐待はいけないと思いました。
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くっそー頑張ってかいたのに記事消えたよ!MARU。です! 浅見さんからカレーバトンを頂きました!ありがとうございますー^^ すごいねーいろんなバトンがあ...
