スキャナー・ダークリー / パプリカ
キアヌ・リーブス主演で原作がフィリップ・K. ディック(「ブレードランナー」や「トータル・リコール」などの原作者)の映画が何故単館上映なのだ!しかも全然宣伝してないし!!ゴルァ配給会社やる気あんの(゚д゚)カッ!!!!と憤慨しながら見に行ってきたんですが…。
た、単館上映で妥当かも(笑)一般受けしないっていう意味で。
麻薬がはびこる現代よりちょっとだけ先の近未来と、ドラッグ捜査官のお話。
オフィシャルサイト見てもらえればわかると思うんだけど、この映画は絵作りがとにかく独特。一回普通に撮影した映画にペイント処理施して、わざわざアニメ映画にするっていう二度手間なことしてて(これに対して「そんなことする必要ないのに」て言えないこともないが)、その実写でアニメっていう不思議な動画と、自らも重度のドラッグ中毒だったというフィリップ・K. ディックの電波的ストーリーがあいまって、軽くトリップさせてくれる。
映像制作に興味がある人は、この映像のテイストだけでも見ておいて損はないです。
しかしマトリックス以降、どうもキアヌさんはコンスタンティンといいこれといい、すっかり漫画的サイバーパンクヒーロー御用達役者になってますな。
んで主題歌がトム・ヨークだったんだけど、この人の音楽は聴いててどーも鬱にスイッチが入るな…。何でなんだろう。
楽しみにしてた今敏の新作映画。
この人の映画どんどん進化してる感じがする。
お家芸のトリック的アニメ映像と、夢とか分析心理学に、汚部屋に廃墟なサイバーパンク的舞台とか、これでもかっていうほどマニアック要素を用意しておいて、でも娯楽作としても楽しんで見れる(とあくまで個人的に思ってる/笑)のって結構凄い。
ただ不満点を言うなら、今までの作品ではあんま声優を気にしたこと無かったけど…林原めぐみの声がどーも……アニメアニメしすぎててイヤだなぁ。
パプリカはまだいいんだけど、千葉敦子(クールなバリキャリ研究員な感じの女性)の方が違和感ありまくり。声をもっと使い分けられる人にするか、いっそ別キャストの方が良かった気がするな。
この二つの映画、パプリカの映画中では青い蝶が大量に飛んでたしスキャナー・ダークリーは青い花が群生してたけど、青い生物(大量)って幻覚的な感じがするんかしら。
そしてどっちの映画にもさりげなくホモ要素がアッー!
あーしかし幻覚系キ○ガイ映画を立て続けに見たらさすがに疲れたよ(笑)
ハシゴするならどっちかはバカ娯楽作品にすべきだね。

