YoungYoung

はだしのゲン

普段はほとんど見ない地上波のドラマひさびさに見た。
原作がアクの強い作品なので、どーせTV向けに改編しまくった糞ドラマだろ?と思ったら、けっこう原作に忠実でびっくり。
んでwktkしながら後編も見たら、後編は糞だったー(笑)
江波の家での出て行く場面も、政二さんのエピソードも、起承転結の転結が削られちゃって非常にぬるーくなってた…。ギギギ…くやしいのうwwwwwくやしいのうwwww

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

この漫画、「図書館で読める唯一の漫画だったので読んでた」「小学校時代読んでトラウマになったー!」という人は多いと思うんだけど、でも出来れば大人になって、なぜあの戦争が起きたのか?という知識を身につけてからもう一度、全巻読み直して欲しいと思う漫画です。

私はゴーマニズム宣言だの嫌韓流だのの右翼寄りな意見にもうなずく部分はある一方で、左翼寄りなこの漫画のファンでもあったりする。
私がこの漫画を素晴らしいと思うのは、被爆体験をした作者による原爆描写のリアルさもさながら、戦争に対しての作者自身の考えをきちんと言っていることにあると思っている。

戦争が憎い、原爆を落としたアメリカが憎いという、軍隊への批判的台詞が繰り返し出てくる一方で、戦争の被害者ヅラしたおばさんに向かっても「日本万歳天皇万歳と喜んで戦争に送り出していたくせに」的なことも、言ってるんだよね。
誰か正義か誰が悪いか、特に被爆者(犠牲者)側が描くとどうしても一方的になりがちな、そういったことを多方面見た上で、私が言いたい意見はここの位置にありますよ、というスタンスは盲信的な平和主義より好感が持てる。

しかしこれ当初は週刊少年ジャンプでの連載だったらしいけど、こんなハードな漫画を載せる気概は今のジャンプにはかけらもないだろうなぁ。
いやジャンプだけじゃなくて、どのメジャー誌も天皇批判してたりキチガイ連呼してる漫画なんて怖くて載せられんと思うけど(笑)
そう考えると自主規制が変に働いてない昔の漫画の方が自由だったなぁ。

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